きもの箪笥*きものメモ

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君野倫子

Author:君野倫子
着物好き、歌舞伎好きの文筆家・君野倫子です。
感謝して、愛をこめて。
5月1日からアメリカ・カリフォルニア州在住となりました。
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矢車会・夜の部

さて、27日、矢車会の夜の部に行ってきました。
いや~本当に素敵な会でした。
なんか、愛をいっぱい感じた温かい公演でした。
行ってよかった、観てよかった。

満員御礼、大向こうさんもいっぱいかかって、すごかったです。
そうそう、お客様がいつもの歌舞伎座とちょっと違いましたね~。
着物率もかなり高かったし、柔らかモノをお召しの方も多くて。
5月の終わり、暑い日だったので、単衣あり、袷ありで、ロビーで着物姿を見るだけでも楽しかったです。
最後の「連獅子」だけ、皇太子さまもご観劇でした。


富十郎さんの傘寿のお祝いでもある会だったのですが、昼の部は行けず、夜の部のみ。染ちゃんの「お祭り」は100%かっこいいに決まってる演目ってのもあって(笑)。もちろん、かっこよかったです。首抜きが艶っぽくて。大太鼓を叩いたりして、いつもの「お祭り」とは違う趣向でおもしろかったです。福助さんの芸者の衣裳がきれいな色だったなぁ。納戸色みたいなグラデーションで、裾回し(八掛)が優しいオレンジ色で渦巻紋でしゃれてました。


さて、1日限り、昼夜ともに1回こっきりの公演なのですが、夜の富十郎さんと大ちゃん(富十郎さんご長男)の「連獅子」。本当に10歳の大ちゃんががんばってて。で、とっても踊りもきれいで。お父さんの大切な会のために、どんなにお稽古したんだろうと思うと、もうそれだけで涙腺ゆるみました。

中村屋の親子が肩を並べたぴったりバージョン、高麗屋の親子はライバルバージョンとは、まったく違った…なんというのか、親が子を谷に突き落として、必死に這い上がってくる子の姿、子を思う親の姿が、この親子そのものの姿と重なって。膝を痛めていらっしゃる富十郎さんは昼の部で弁慶、夜の部で「連獅子」と、大丈夫なのだろうか…と心配しましたが、「連獅子」では毛ぶりはせず、大ちゃんがその分がんばって毛ぶりしました。その富十郎さんの大ちゃんを見つめる目に、胸いっぱいになってしまって、終演後、涙がこぼれました。

歌舞伎というのは本当にライブなので、今の歌舞伎座で、80歳の富十郎さんと10歳の大ちゃんの舞台を観られるのは、もう、その瞬間だけで、つくづく、観られるものは観ておかなくてはいけないなぁ~と思いました。

染ちゃんといっくんもどこかでこの「連獅子」を観ているのかしら…などと思いながら、6月は高麗屋三代の「連獅子」。これまた、まったく違った「連獅子」になるでしょうね。この2009年6月にしか観られない特別な舞台です。

しかし、いっくんは4歳です。年少さんですよ。
わが子の4歳の頃を思い起こせば、はっきり言って、ご機嫌かと思ったら、ぐずったり、急に眠くなったり、急に熱を出したり、10分先のご機嫌さえ読めない…まだまだ、なんだかわけがわからない年齢です。その4歳の子が1ヶ月間、毎日同じ時間に、重そうな衣裳をつけて、役として舞台に立つ…なんて、もう舞台に毎日乗るだけでも…すごいことだと私は思います。しかも、あの小さな身体で毛ぶりをするんですよね?たぶん。そう考えると、染五郎さんの奥様や幸四郎さんの奥様は、もう健康管理だけでも…たいへんなこと。どんなにハラハラされていることかと。無事に1ヶ月、いっくんが元気に怪我もなく舞台を勤められますように…と祈っています。


あ、話変わってしまいましたが、素敵な公演でした。
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