きもの箪笥*きものメモ

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君野倫子

Author:君野倫子
着物好き、歌舞伎好きの文筆家・君野倫子です。
感謝して、愛をこめて。
5月1日からアメリカ・カリフォルニア州在住となりました。
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着物は着るもの

先日、取材を受けた際、つい出た言葉、

「着物熱は冷めました」


言い方悪かったかな…と後で思ったのですが、
洋服より着物を着ることがだんぜん多いし、着物熱が歌舞伎熱に変わってしまった…というわけでもなく、ただ飽きたのでもなく、

「完全に着物は”着るもの”になってしまった」

という感じでしょうか。

寝ても冷めても着物を探し求めていた頃もありました。
が、熱が出るほど、特別なものではなくなってしまった…ということかもしれません。

前の日にコーデを考えることもなく、朝の気分で着るし、朝のワイドショーを見ながら着てるし、洋服で出かけるとなぜか、申し訳ない気分にもなるし(笑)、着物を着ているだけで「素敵ですね」といわれると、特別考えてコーデしてないので、かえって恥ずかしくなるし。


で、着物熱が冷めたと思うのは、先日も書いたけれど、やっぱり”ほしい!”と思うものに出会わないから、あらたに買うことも減ってしまい、結局のところ、お下がりに勝るものに出会ってないわけで、今あるものを大切に着よう、今ある着物をたくさん着てあげよう…という気持ちが年々増しているということなのです。

やみくもに着物、着物と探し歩き、あれこれ買って楽しむことはなくなり、”着るもの”という枠の中で、パーティーや歌舞伎に行くときはおしゃれをする…という楽しみ方になりました。

私が着物の本を作るのは、着物を着たいと思っている女性たちに、その楽しさを知ってもらい、私の本が着物を着るきっかけになってくれたら…という気持ちからです。私にできるんだから、誰にもできる…というメッセージでもあります。私があえて着付師やスタイリストにならない、名乗らないのは、あくまでも「着る側」でありたいと思っているからです。

また同時に業界を応援したい気持ちも、もちろんあります。が、私の思いと業界の進んでいく方向が「???」と思うことも多く、もちろん、いろいろな事情もわかった上で、そういう…着物をとりまく状況に疲れてきた…というのも本音です(>o<)。ま、だから、どうしたって話ですが(笑)


伝統を伝えていくのは難しいものですが、たとえば歌舞伎を守る方々は「守らなくてはいけない部分、今の時代に合わせてよい部分」という感覚をしっかりと持っていて、それはここからここまでという線引きしているというより感覚的なもので、着物業界全体に共通したこの感覚が必要なのかな…と思う今日この頃です。



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COMMENTS

共感です
そういうrinkoさんの着物に対する接し方。
とっても共感を覚えます。
着物の日常がもっと戻って来たらいいなって思いますわ。
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