きもの箪笥*きものメモ

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君野倫子

Author:君野倫子
着物好き、歌舞伎好きの文筆家・君野倫子です。
感謝して、愛をこめて。
5月1日からアメリカ・カリフォルニア州在住となりました。
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12月歌舞伎座・昼

12152009

楽しみにしていた歌舞伎座・昼の部。
初クドカン歌舞伎ということで、チケット戻りもほとんどないそうで、
オークションなどで3階席が1等席より高い値がついていて、びっくりです。
確かに、いつもの1階席よりぐんと平均年齢下がってます(笑)。
若い男性も多く見かけました。さすがです。

…ということで、感想を。
クドカン歌舞伎については、まっさらでご覧になることをおススメしますので、
これからという方はクドカン歌舞伎のところだけはパスしてくださいね。




一、操り三番叟
             
私は「三番叟」という踊りが大好きなのですが、操りはまた、さらに楽しくて好き。
勘太郎くん、よく踊っていて、膝はもう大丈夫なんでしょうか。
後見の松也くん、きれいでした。鶴松くん、大役でしたね。ますます楽しみ。



二、野崎村
「歌舞伎のかわいい衣裳図鑑」にも載せていますが、お光とお染の衣裳が観られますね。
福助さんのぐっとおさえた芝居がラストにとても良い余韻を残して、思わず涙です。
とてもいい幕切れでした。
彌十郎さん、最近老け役が多いですが、本当にお上手です。


三、身替座禅
いろいろな役者さんで「身替座禅」は観ていますが、こんなに品があって楽しい「身替座禅」を観たのは初めて。
いや~久しぶりにきれいな勘三郎さんを見て、こういうきれいな役もたくさんやってほしいなって思いました。
勘三郎さんらしい愛らしい右京です。
三津五郎さんの玉の井、あまり顔を作りこまず、怖くはないです(笑)。
でも、ちゃんと右京さんが大好きなのが伝わってくるきれいな玉の井でした。
染五郎さんの太郎冠者も、品よく愛嬌もあって、右京や玉の井に可愛がられている感じがしました。
踊りの上手な3人ということもあって、すごく良かったです。
侍女の巳之助くんと新悟くん、若い二人がよく女形のこしらえが似合っていて、いい感じ。


ここまで3演目、どれも歌舞伎らしい、おおらかさと美しさで、かなり満足度高かったです。
さて、最後はクドカン歌舞伎。
鈍行列車に乗って景色をゆったり見ていたのに、突然リニアモーターカーに乗せられた感じです(爆)。








四、大江戸りびんぐでっど
まず、いろんな意味で、これを歌舞伎座でできたことへの驚きです(笑)。奇跡的。
歌舞伎座だからといって、まったく遠慮なしです。
なんと言っても、そこがクドカンのすごいところです。
串田さん、野田さん、わかぎさん、蜷川さんなど、遠慮ではないけれど、圧倒的な歴史のある歌舞伎に寄り添う感じがありますが(それでも「これは歌舞伎か否か」と賛否両論出ますが…)、寄り添い方がクドカンワールド。実は寄り添う気もない?かにも見えますが、テレビでは「初めて歌舞伎を観たときの驚きとか、なんで?と思ったところは大切にした」とおっしゃってました。

しかし途中、歌舞伎座にいることを忘れそうでした。ここはコクーン?パルコ?みたいな。
でも、こんなに歌舞伎座でびっくりしたことはなかったかも。刺激的。

全体としては、盛り込みすぎた感はなきにしもあらず…で、もう少しコンパクトでも良い気もしました。
最初の3演目を観る感覚で観始めると…冒頭、不意打ちされて戸惑ってると、置いてけぼりくらいます(笑)。歌舞伎とは思えないほどのスピード感。昼寝は許されない感じ(爆)。しっかり、ついていきましょう。

舞台美術にしりあがり寿さん。これはなかなか新鮮でおもしろかったですが、意外に目立たなかったのが残念。音楽も全然違います。音楽は従来の歌舞伎ファンには違和感があったかもしれませんね。音楽って難しいです。
舞台転換とかはうまくて、大きな舞台をすみずみまでしっかり使ってました。


歌舞伎役者がゾンビになり、スリラーを踊ります。それ、やっちゃいますか?…と思いつつ、妙に上手で歌舞伎役者ってすごいと感動を覚えました。勘三郎さんと染五郎さんの大切な場面でも、さすが歌舞伎役者の力量もあって、ぐっと持っていきます。

クドカンらしいギャグあり、下ネタあり、やりっぱなし、言いっぱなし、あとでよく考えて的な独特な展開。
でも、何度も言いますが、こういう本が上演されることが、これからの新作に影響を及ぼすんではないかと思ってしまいました。


半助は染五郎さんで、あてがきだったんでしょうかね?
口が達者で調子のいいダメダメなのに、どこかまっすぐなところがある…ちょっと、
松尾スズキさんの「女教師は…」のキャラに少し似ているような。こういう役は絶対、
染五郎さんうまいですよね。やっぱり、あてがきかな。

勘三郎さんは出番が少ないけど、やっぱり重要なところでしめてくれます。さすが。

お葉@七之助くんが良かったですね~。なんか、可愛らしくて芯のある女性で。
「くさや~、くさやっ」も妙にナイスだったし。

勘太郎くん、大工姿は、パルコ歌舞伎を思い出してしまいました。
ダンスもうまいっ。最後のカラーコンタクト?怖いよぉ。

ツゥ~ッス!の根岸肥前守@彌十郎さん、古田新太さんに見えてきました。
彌十郎さん、まったく迷いがなく楽しそうでした。

最近おいしい役が続いてますが、今回、志のぶちゃんは勘太郎くんの奥さん役で、
今まで見たことのない意外な志のぶちゃんが見られます。志のぶちゃんファン必見。

今回も元気で可愛い小三山さんの姿を見れて、良かった!


…ということで、2回は観れないのが残念ですが、クドカン歌舞伎を観て、あらためて、伝統的な歌舞伎の良さなども再確認した気がしますし、「人間豹」のような歌舞伎役者が作る新作との違いなども感じました。


夜の部の野田さんも楽しみです♪
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