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君野倫子

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着物好き、歌舞伎好きの文筆家・君野倫子です。
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衆道(しゅうどう)という文化~10月花形歌舞伎@松竹座の予習

oct2006osaka someai
さて、10月花形歌舞伎@松竹座の予習でございます。早く観たくてうずうずしています。歌舞伎を観ない方も道連れです。戦国~江戸時代にはこんなことがあったのか・・と読んでいただければと思います。

今回の『染模様恩愛御書(そめもようちゅうぎのごしゅいん
) ~細川の男敵討』という演目は、百数年ぶりの復活狂言であり、<歌舞伎にしてBLもの>ということで話題になっておりますが、どうもBLと衆道は似て非なるものように思います。まぁ、別に違いを語るのは面倒だから一緒でいいや・・ということなのかもしれませんが・・。
<男同士の愛>ということなのですが、現代の私たちが思い描く同性愛とはちと違って、武士道と男色を足したようなものなのだそうです。すでに武士道というものを感覚的に理解できない私たちにコレが理解できるのか難しいところです。男同士が義兄弟の契りを交わしたり、純粋でとても美しいものとして捉えられていたそうです。主君に仕える忠義と似た感覚+恋愛感情という感じでしょうか。そのあたり、実際に演目を観て確かめたいところです。

おもしろいのが、この衆道。現代では同性愛というと、異性愛と違いなかなか回りに理解されないようですが、戦国~江戸時代は『あたりまえ』な事だったらしいのです。いや、推奨されていたかも?衆道が一緒に歩いていても特別視されることもなく、逆に衆道で色恋沙汰が多発したとか。びっくりしますね。

こういうことに偏見がないって、なんと、ゆるやかでおおらかなことでしょう・・と私は思ってしまいました。今のように同性愛が肩身が狭くなったのは、明治以降のキリスト教文化の影響なのだそうです。

そういえば、信長&蘭丸は有名ですし、新撰組の近藤さんも組内で衆道が流行って頭を痛めたという話は有名ですね。そもそも戦に女を連れて行けなかったことが大きかったようです。衆道の色恋沙汰が多く衆道禁止令も出たらしいのですが、江戸庶民にとっては禁止令は破るためにあったようなものなので(笑)、途絶えることはなかったようです。


衆道が神聖なものと言われ、受け入れられていたことが意外でした。なんか、西洋文化が入ってくる前の日本人ってすごい・・と思います。

・・・ということを勉強した上で、今回の演目のみどころや製作発表レポートを読むと、なるほど~と思うのでした。


染模様恩愛御書 ~細川の男敵討みどころ

製作発表レポート

これ以上知ると楽しみが減るので、予習はこのへんにします。あ~楽しみ♪
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