きもの箪笥*きものメモ

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君野倫子

Author:君野倫子
着物好き、歌舞伎好きの文筆家・君野倫子です。
感謝して、愛をこめて。
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十二月大歌舞伎-歌舞伎見納め

12222006今年最後の歌舞伎に行ってきました。12月は一度は必ず着る紬と更紗の帯。半衿はひいらぎの手ぬぐい。帯締めは赤のベルト。毎年、変わり映えしません。スイマセン、クリスマス用の着物や帯、増えてないもんんですから(^^;)ゞ。

さて弁当と甘味をエサに娘も一緒です。私も娘も前日から少し微熱があって風邪気味だったので行けるかどうか不安でしたが、何とかこの日には元気になりました。3階B席で十分と思っていたら(ど~せ娘は寝る気だったし・・)売り切れてて、泣く泣く3階1列目で観ました。歌舞伎座着くなり、娘は何食べようかな、何食べようかなと売店をウロウロ物色(笑)。大好きな幕の内弁当を予約して、ひとまず席へ。

しかし!娘は一幕目『神霊矢口渡』で寝る様子もなく、終わった時『意外におもしろかったね~』と(笑)。お弁当タイムには幕の内をたいらげ、甘味を探しに再び、売店へ。大好きなわらび餅があったのですが、お席で食べる用のカップ入りは予約制だったとお店のお姉さんに言われ、ショック・・(爆)。そう『きもの着せかえあそび』にも載ってます。とってもおいしいわらび餅。次回は必ず予約をしようと、今回は仕方なくみたらし団子に♪

お弁当をお腹いっぱい食べて、お団子食べながらの二幕目『出刃打お玉』。間違いなく寝るか・・と思っていたら、全然。一幕目よりおもしろいらしく・・かぶりつき。菊五郎さんの『1、2、3・・信じられな~~い』というギャグに大うけ。菊五郎さんのババァっぷりにも受けてました。遊女の話なので、わかっているんだか、いないんだか・・母としてはちょっとドキドキな部分もあったのですが、本人は『これはおもしろいっ!』と満足げでした。

さて、姫が鬼になる話・・というんで一番楽しみにしていた三幕目『紅葉狩』。なのに、踊りが多いからか、さすがに少しウトウトしてたみたいです。舞踊ものは大人でもつい・・ですからね。でも尾上右近くんが14歳と聞いて、ちょっと興味深々だったようです。踊りうまかったし。


着物と同じことが言えますが、例え、歌舞伎を観ながら眠ってしまっても、きっと大人になった時、あぁ~そう言えば、母親につきあってあげて行ったな~と思い出して、久しぶりに観てみようかな・・なんて思ってくれたらいいなぁと思って、今年は何度か歌舞伎に連れて行きました。でも、意外に子どもの目におもしろく、楽しいらしく、この間も私の友人に『歌舞伎どうだった?』と聞かれて、娘は『あぁ~意外におもしろいよね』と答えていました(笑)。

やっぱり歌舞伎は老若男女、庶民の娯楽、エンターテイメントなんだなぁと思います。芝居を観るだけが歌舞伎ではなく、お弁当や甘味も歌舞伎の楽しみに一部でもありますよん♪

さて、今年見納めとなった十二月大歌舞伎・夜の部。簡単な感想は続きをどうぞ。
神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)
くぅ~菊ちゃん、可愛い・・。しぐさの一つ一つがしなやかで美しい。みだれ髪もまた艶っぽい。先日も歌舞伎チャンネルで亀鶴さんが『女形ができる人は立役をやってもちゃんと色気が出るんです』とおっしゃっていましたが、菊ちゃんはきっと菊五郎さん同様、立役も女形も自由自在な役者になっていくんでしょうね~。菊ちゃんを見ると、菊五郎さんの若い頃を知らないことが悔やまれます(笑)。

江戸女草紙 出刃打お玉(でばうちおたま)
池波正太郎が梅幸さんのために書いた芝居ということで、これが観たかったわけですが、さすがに言葉も筋書きもわかりやすかったです。文句なしでおもしろかったです。

菊五郎さんの懐の深い遊女→28年後の老女への変身はすごかったです(笑)。でも老女なのに可愛らしさがあって、さすがです。そして、ある意味、もっとすごかったのは梅玉さん。ラブリンの15歳大石主税もおぉ!と思いましたが、なんと、女を知らないうぶな23歳役!おそるべし歌舞伎役者!!そりゃいくらなんでも無理があるでしょ・・。でも最近、なんでも許せてしまう自分も恐い。50代になった役はさすがに普通にすけべおやじな感じだったですが(笑)。

そうそうちょこっと萬次郎さんが出てきて、声だけ聞くとついお梅ばあさん@パルコを思い出しました(笑)。


新歌舞伎十八番の内 紅葉狩(もみじがり)
さてさて『紅葉狩』。来年パリへ持っていく演目ですね。女形でしかも変化ものは海外うけするからかな。今年、染ちゃんもこの更科姫やったのですが、やっぱり染ちゃんの方が綺麗だった(・・とか正直に言っていいのか。単なる好みの問題です)。

やっぱり、海老蔵は骨格が大きいし、じっとしている時はいいんだけど踊りも硬い、声もちょっと・・(^^;)。姫が鬼である一面を垣間見せる時も、鬼になってから目をかぁ~っと開くところも・・いわゆる海老蔵らしさいっぱいなのですが、スイマセン、「いつものね」と冷めた目で観てしまう。でも、客席は海老蔵ファンが明らかに多いのがわかりますね(笑)。皆さん、温かい視線でしたよ。

松緑もホント毎回がんばっているのがよくわかるんですが、う~~ん、何だろう。いつも気になるあの化粧。あれは誰が演じてもあの化粧なのかな?どうしても彼を男前に魅せる化粧じゃない気がするんですよね~。目鼻立ちがはっきりしているから美しいと思うのですが。そうそう娘も『あのちょび髭・・恐いし』とか言ってました。私はどちらかというと笑えたんですが。なんか、もったいない気がします。

尾上右近くんの山神様も良かったです。声変わりなのか、風邪なのか高い声がかすれてましたが、踊りはキレがあってとても良かった。

あと門之助さんの田毎。黒の着物でキリっとしてて、眉なしなのに美しく、とってもお似合いでした。女形いけるのね。


それからすごい初心者的な質問なのですが、染ちゃんがやった『紅葉狩』とまったく演出が違ったのですが、これは成田屋さんの『紅葉狩』なのでしょうか?ストーリーは同じなんですが、演出とか最後の終わり方とか全然違いました。もう一度、染ちゃんの『紅葉狩』を復習したくなりました。歌舞伎チャンネルでやらないかな。。

もう一つ質問です。海老蔵さんの妹さん(だよね?)の市川ぼたんさんが出ていたのですが、女性も歌舞伎の舞台に立てるんですか?子役だけだと思っていました。。


・・ということで今年最後の歌舞伎。
娘と一緒に行けたし、楽しかったし、大満足でした。
後日、私の歌舞伎元年を振り返ってみようと思います。
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COMMENTS

人間国宝
菊五郎さんて、人間国宝なのにそこまでやるか?!と時々思わせてくれますよね。ま、私は楽しいのは好きなので良いのですが。
市川ぼたんさん、私もものすごく疑問なんです。配役を見た時に???。歌舞伎は何でもありだと思いますが、どういうことなのか知りたいです。
初めまして★
いつも楽しく拝見させていただいてます!
着物関連の本は沢山ありますが、合う合わないってあると思うんです。そんな中で、君野サンの本は、どんどん増えていってます(笑)イラストや、レイアウトもかわいくて、内容も参考になり、かつ楽しい!いつも楽しく読ませていただいてます。
その影響で、歌舞伎にも興味津々。主人の祖母がかなりの歌舞伎好きだったらしいのですが、あいにくご病気で…。着物を頂いたりとお世話になっておりますが、一緒にお出かけできる状況ではありません。。。
でも、来年の目標は、『一度は歌舞伎を観に行こう!』で、おばあちゃまとお土産話で盛り上がり、少しでも元気を出していただきたいな~。と思っております。
初めまして。
着物も歌舞伎も好きで、こちらのブログをいつも楽しく拝見しております。

私も9月の紅葉狩を観たのですが、題名も鬼揃紅葉狩、配役の名前も違いますよね。
それに ぼたんさんのご出演も???疑問です。
どなたかに教えて頂きたいです~。

これからも楽しい記事ヨロシクお願いします。

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