きもの箪笥*きものメモ

プロフィール

君野倫子

Author:君野倫子
着物好き、歌舞伎好きの文筆家・君野倫子です。
感謝して、愛をこめて。
5月1日からアメリカ・カリフォルニア州在住となりました。
ご連絡はこちらへ⇒



最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


ブロとも申請フォーム


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

浪花花形歌舞伎@大阪松竹座

さてさて、浪花花形歌舞伎。
私はラブリン目当ての1部と3部を観てきました。

3部構成の歌舞伎は、本当に休憩時間が少なくて中途半端で忙しい。
どのタイミングで食事をすればいいのかひじょう~に迷いました。
ま、いいんですけど。
歌舞伎の感想は続きをどうぞ♪
04072007c 三部:夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)
団七九郎兵衛  愛之助
お辰      扇 雀
一寸徳兵衛   亀 鶴
玉島磯之丞   薪 車
義平次     橘三郎
おつぎ     竹三郎
お梶      孝太郎
釣船三婦    翫 雀

やっぱり<大詰 長町裏の場>は良かったですね~。
何と言ってもこのラブリンの団七九郎兵衛を観たいがために遠征したわけです。昨年5月、新橋演舞場で吉右衛門おじさまの団七九郎兵衛を観ました。歌舞伎ならではの色彩美とまるで1つ1つの見得が錦絵のようで、照明の美しさもまた素晴らしく、これぞ歌舞伎のおもしろさを観た思いでした。ということで、あの団七九郎兵衛を若いラブリンがどう演じるのか期待しまくりっ!でした。

何はさておき、今回のラブリンが今までのラブリンと大きく違うところ!それは見得!!ものすご~~く見得が美しく決まるようになってました。もともと女形だったこともあって、今までのラブリンの見得は優しかったんです。それが私的に物足りなかったんですが、やっぱり団七ですもんね!染ちゃんに次ぐ美しい見得でした。オペラグラスを持っていかなかったことを後悔しましたよ(5列目でオペラグラスは必要ないんですが・・)。

ちなみに・・・どんなベテランさんよりも染ちゃんの見得は歌舞伎界一の色っぽいので、まだ染ちゃんを超える見得を観たことがありませんです。はい。

さて、ラブリンの団七は新聞評もすこぶる良かったそうですが、『ひょえ~~~』というかっこよさでしたっ!初役、しかも1週間だけの公演でホント、よくがんばりました!藤十郎さんに教えてもらった・・とおっしゃっていたような気がしますが、教えてもらったとおり忠実に一生懸命つとめているのが、ひしひしと伝わる若くてイキのいい団七九郎兵衛でした。やっぱり、この「夏祭浪花鑑」をラブリンの関西弁で観れるのは幸せです。

厳しいことを言えば、義平次を追い回している時の動きがもう少し、腰が座っているともっと凄みが出たかな・・とは思いましたが、それでも十分すぎるほど楽しめました。最後に義平次に手を合わせるシーンは、『たった今、殺しといて??』というところなのですが、上方のらぶりんが演じると、なんか人間の愚かさと情が伝わってくるものがありました。この芝居は本当に幕が閉まってからじんわり・・余韻に浸れる芝居です。

<住吉鳥居前の場>で最初のぼぉ~ぼぉ~まゆげには笑いましたが、床屋から出てきた時の男前な姿!あの浴衣姿(でも、あれは絹の着物よね)は本当に色っぽいですね~。ちょっと透けてて(笑)、しかも赤フン。一寸徳兵衛の亀鶴さんも新鮮でした。浅草新春歌舞伎でもこの二人はペアでしたが(笑)、息もあってて良かったな。

写真はラブリンのサインです♪
ハハ・・余韻にひたったまま出待ちしてしまいました。
『東京から来ました』と言ったら、『ありがとう。9月また来てくださいね』とラブリン。ラブリンにそう言われたら(いや、別に私だからそう言ったわけではないんですが)、行きたいなりますやん(←突然、関西弁・・)。


さて、それはそうと一部です。
一部:敵討天下茶屋聚(かたきうちてんがちゃやむら)
安達元右衛門/片岡造酒頭  翫 雀
人形屋幸右衛門  進之介
東間三郎右衛門  愛之助
安達弥助  薪 車
早瀬源次郎  亀 鶴
染の井  孝太郎
早瀬伊織  扇 雀


これは<翫雀さんオンステージ>でしたね~。しかも亀鶴さんもオンステージ的な役だったな。薪車さんもよかった。薪車さんもだんだんいい役が増えて嬉しい限り。

ラブリンは、悪役でした。あの笑うと超善人なラブリンが悪役やるといいですよね~ギャップが(笑)。渋くてものすごくかっこよかったのに出番少なし・・ちょっと不満。ラブリン中心で観るので、あまり内容を覚えていなかったりする(←ものすごい偏ってる・・)。


今回、ラブリンの団七九郎兵衛を観れて良かったと思います。今度は1ヶ月興行でやってほしいです。絶対、さらによくなるに違いない。なんか、これからの上方はラブリンにかかってるって思いました。そのためにももっともっといい役がつくといいなぁと思います。

ラブリンに『今度の東京はいつですか?』と聞いたら、6月に歌舞伎座に出ると言っていたので、チェックしたら・・ちらしには名前がないっ(涙)。出演するのに名前がないっ!厳しい世界でございます。あぁ~ラブリン、がんばれっ!!

しかし・・今回の松竹座は入りがいまいちだったような。
上方歌舞伎がもっと盛り上がるといいなぁ~。大阪でしか観れない座組がどんどん増えて、東京の私たちがうらやむような毎月興行が実現すればいいのに。上方の香りがプンプンする上方歌舞伎をもっと観たいです。遠征はたいへんだけど・・・(>o<)。

スポンサーサイト

COMMENTS

赤○○姿
団七、かっこよすぎでしたね。
ザンバラ髪に刺青、赤○○姿の美しいこと…。うっとりでございました。
歌舞伎座で一ヶ月公演希望。日参しちゃいますから。
太ももも
ワ~、出待ちしちゃったのね、倫子さん。
私は歌舞伎観劇と出待ちはセットになってしまったこの頃。
そして、団七、めっちゃ良かったですね。
太ももに赤ふん。目がついそちらに。。。
それにしても1週間は短すぎです。
六月
六月の歌舞伎座は亀鶴丈も出られるようなので、またペアでしょうか(笑)
歌舞伎は狂言とメインの配役だけ先に出るので、細かい配役は後から出る事がままあります。
役者の繰り回しが松竹さんも大変のようですね。
SUBJECT
NAME
MAIL
HOME
PASS
COMMENT

TRACKBACKS

URL :

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)




発売中!

kimonohiroba




Google



♪著書♪ 


















kimonotenugui1 
 手ぬぐいとしても、半衿や替え袖
など着物にも使える手ぬぐいです。
詳細・ご購入はコチラから♪→

 






君野倫子のきもの着せかえあそび















SEARCH THIS SITE




ブログ内検索

RSSフィード
リンク
Designed by TABLE ENOCH
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。