きもの箪笥*きものメモ

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君野倫子

Author:君野倫子
着物好き、歌舞伎好きの文筆家・君野倫子です。
感謝して、愛をこめて。
5月1日からアメリカ・カリフォルニア州在住となりました。
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松竹大歌舞伎@浅草

10302007まだ追いついてませんが先日、松竹大歌舞伎、巡業初日@浅草公会堂に行ってきました。久しぶりの本格歌舞伎復帰ということで『待ってました!』という感じ。

着物のご婦人も多かったです。
紅葉のきれいな着物姿も見かけました。

この日は紫の小さなドットの綸子に花柄の染帯を同系色でまとめてみました。写真で見ると無地に見えますね。
私にしては、珍しくしっとり系?かも(笑)。年相応に見えるかな?


松竹大歌舞伎の感想は続きをどうぞ。
松竹大歌舞伎という名の亀治郎オンステージ!、実は亀治郎の会とも言う(爆)。

お屋形さま・・お会いしとうございましたm(_ _)m。
巡業初日、久しぶりの本格的、歌舞伎復帰ということで、亀ちゃんのはじけっぷりと気合入りすぎで、ちょっと上滑り感もなきにしもあらず・・でしたが、全体的には楽しい仕上がりでした。

終始、歌舞伎大好き!俺を見ろ~~オーラが炸裂。
そんなところが好きです。役者はそうでなくっちゃいけません。

この日帰宅してから歌舞伎チャンネルをつけたら、ちょうど松竹大歌舞伎の記者会見の様子が流れていました。

『「風林火山」の亀治郎を見てみよう・・で来てくれればいい』と。
ホントに全国区になってしまいましたからね。きっと、そういうお客さんが多いと思います。

おもしろかったのが、「風林火山」をやって学んだことは?という質問に『学んだことはたくさんありますが、私は晴信を演じるときに終始、歌舞伎の演じ方を通しました。これだけは一切妥協しませんでしたから、他の共演者の方も新鮮だったかもしれません』みたいな発言。亀ちゃんらしい。ちなみに亀ちゃんが学んだことは、テレビは歌舞伎のようなオーバーアクションで演じるよりも心情が映るので、そこは学びました・・とのこと。

やっぱりそうだったんだ。どう見ても顔で演技してましたものね。テレビで見得きってたもんね(笑)。

ということで、亀ちゃんを見ていると『もっともっと、やりたいことを自由自在にやればいいんだ』という勇気をくれます。でも、亀ちゃんだから許されるのかもしれませんが・・(笑)。

さて、本題、本題。

■「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)」-袖萩祭文-

昨年の亀治郎の会で一度観ている袖萩です。
花道が作れる会場なのに、花道がないのは寂しかったです。
花道での舞いや見得が観たかった。席数を増やすためか、経費節減か・・と考えてしまう私。
女形と立役の二役で、どちらもそれはそれは気持ちよさそうに演じていらっしゃる。ちょっと力入ってる感じもしましたが、三味線の演奏も気持ちが入っていましたね~。亀ちゃんって手が華奢よね。きれい。
お君役の女の子がまたうまいんで涙を誘います。
お君が自分の着物を脱いで袖萩に着せ掛けてくれたことを、はっと気づいて、泣きながらお君を抱きしめるところがあるんですが、ここは本来、はっと気づくまで袖萩の肩に着物がかかっていないといけないんだと思うのですが(去年はそうでした)、お君の手を取るとき勢いあまって、肩からスルリ。落ちたときに着物がかかってること気づかないとおかしいってことになっちゃいます。ま、でも黒子さんが落ちた着物をさりげなく、袖萩に寄せて・・。貞任のぶっかえりも派手で良かった!とても満足げな表情の亀ちゃんでした。

また、脇の役者もうまくて亀ちゃんを引き立ててました。
亀鶴さんの宗任が良かった~。ぴったりの役だったし、なんか観るたびにうまくなってますな。力強くて、歌舞伎顔なんだなぁ~亀鶴さんって。赤っつらが似合う。亀ちゃんの貞任との息もぴったりで勢いがありました。竹三郎さん演じる浜夕が自分のうちかけを投げてやるところなんか、ホント母親ってこうよね・・と思わせるものがあったし、段四郎パパの頑固おやじぶりもうなづきたくなったし、お芝居に厚みが出るってこういうことね。


■「義経千本桜 -吉野山-」

狐な亀です。
いや~歌舞伎役者の身体能力というのはすごいです。跳ねる跳ねる、飛ぶ飛ぶ。亀ちゃんの踊りも大好きですが、ホントに亀ちゃんは悦に入るとふっと表情が素になるんですよね。ホント気持ちいいぞ~~というのが伝わってきて、こちらまで顔がゆるみます。まさに自由自在な人ですね。

静御前の梅枝くん。まだまだ硬かった気もしますが、真摯に演じていることは伝わってきました。でも、梅枝くんの踊りを横で見ている亀ちゃんの目は師匠となってました(笑)。梅枝くんの踊りは柔らかいんだけど、腰が据わってない感じがして落ち着かないんですよね、私。まだまだこれから!巡業で一回りもふた回りも大きくなってほしい!

かなりおいしかったのが薪車さんの逸見藤太。
楽しかった~。素も男前で、役でも二枚目が多い薪車さんですが、コミカルでお茶目で最高によかったです。口上も役者さんを思いきりいじって、「風林火山」ネタも飛び出して大うけ。
今回、誰に教わったかわかりませんが、仁左さんそっくり~~な口跡でした。二枚目こそ、こういう役ができると幅が広がると思います。

さて最後の亀ちゃんの引っ込みで、またまたぶっかえり!これまた気持ちよさそう(笑)。狐ステップで、でもお顔は客席に向けて笑顔。楽しげに引っ込んでいきました。


きっと巡業後半には、かなりレベルアップしてさらに完成度アップしていることでしょう。ぜひ地方の皆さまもお屋形さまのお姿をご覧ください。



いつも思うのですが、亀ちゃんは舞台に立つと客席と舞台の間にある一定の距離を保って、芸術を鑑賞させる舞台・・という感じがします。

染ちゃんは舞台という空間で異空間を作ってしまい、リアルに夢を見せてくれる感じ。

それから勘三郎さんは舞台と客席が同化して、気がつくと芝居の中に自分たちもいる感じがします。

個人的には、夢を見たいので、やっぱり染ちゃんが好きなんですが・・ね。
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